【日時】 2024年5月8日(水) 12:15~13:30
【場所】 いみず市民交流プラザ3F
プログラム
12:15 |
*開会ゴング ~~ 会食・コマーシャルタイム(自由に発言)etc ~~ *ゲスト 担当委員会:環境・アラート委員会 緊急消防援助隊として現地に行きました。被災した現地の消防機関が対応できない場合に他県の消防隊が支援する事これが緊急派遣援助隊であります。この制度が作られたのは平成7年の阪神淡路大震災です。平成16年4月にしっかりとした消防法が整備されました。令和5年4月現在では全国721消防本部から6,629隊がおります。航空支援・統合移動部隊(現場に直ぐに向かう部隊)・エネルギー産業基盤復興部隊(石油等特殊な災害が起きた場合の部隊)・NBC災害部隊・土砂風水害支援部隊・消火救助支援部隊・通信支援部隊・特殊災害支援等いろんな分野の隊がなされています。今回の能登半島地震では富山県も被災しておりましたので、8日に要請があり1月10日~22日まで行きました。5日のサイクルでローテーションしました。場所は珠洲市。民間の会社の敷地を拠点にして活動しました。富山市、高岡市、射水市、魚津市、新川市、黒部市、砺波市の7消防部隊があります。規模は富山市が大きいです。23隊72名が10日に氷見消防署に集まり珠洲市へ向かいました。支援活動の内容は2次避難者の搬送と行方不明・安否不明者のリストを確認していく作業を行いました。避難所は公的なもの以外にも多くありましたので全部ローラー作戦でリストの方を探す作業を行いました。消防隊は延5万9千人が集結しておりました。射水市は国から貸与されている支援車両で行っておりますが、自分たちの水や食料は持ち込み、トイレも自分達で凝固剤を使って持ち帰ります。この支援の次は回復期に入りますので消防広域支援応援という応援に行っています。輪島消防署に拠点を置き活動しました。期間は2月6日からローテーションで行きました。緊急消防援助は即時的な対応をする。今回は地元消防が被災していましたので隣県から派遣がありますし、国から活動費が出ます。広域支援は支援に入って部隊で全て賄います京都は1日から来ており、富山県は10日から入りましたがその前は福井県の県隊が1日から入っており福井と交替している形です。今回は水がないのが一番苦労した所だと思います。道路も七尾~珠洲は壊滅的な道でしたので、救急搬送で珠洲から金沢市まで4時間往復で8時間かかていましたので搬送にものすごく時間がかかっていました。隆起がひどく車両の移動が大変でした。陸上自衛隊の30名位乗れるヘリに搬送し、ヘリは愛知など県外に移動するといった作業も行っていました。今回の消防本部の親方は愛知でその下に大阪、新潟、京都が支援隊で富山県は京都市消防本部の部隊に入っています。どの県が被災したらどうすかはあらかじめ決められております。南海トラフ地震の可能性が高いものもプランが出来ています。 *協議・報告事項 *また会う日まで |
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13:30 | *閉会ゴング |